こんにちは。
vSphere 6.5がリリースされ、vCenter Server 6.5 には、
新しいvSphere Client が機能限定で追加されています。
手元の環境をvCenter Server 6.5 にバージョンアップしたので、
もし参考になれば幸いです。
vCenter Serverにブラウザからアクセスします。
「vSphere Web Client(Flash)」は以前のバージョンから存在するものです。
新しく追加された「vSphere Client(HTML5)」をクリックします。
<https://FQDN/>
以前とほとんど変わらないログイン画面です。
ログインすると、今ままでみたことの無いデザインの画面になっています。
最近こういうUI流行っていますね。
Microsoft Azure の管理ポータルもこのような感じですし、
HPEの3PARやHPE OneViewなどもこのような画面になってきていますね。
HTML5 なので、Flash を利用していない分、操作していてモッサリした感じは、
すごく解消されているように感じました。画面の配列も直感的で良いと思いました。
ESXiホストをクリックしたときの画面です。
サマリタブは、Flash 版と変わらないデザインかなと思います。
[監視] タブです。
設定タブ です。
仮想スイッチの部分はすごくよく使うので見てみたところ、
従来のC#版のvSphere Client よりわかりずらい...
あまり優しくないUIになってきていますね。
仮想マシンタブはあまり刺激的な変化はありません。
データストアタブ です。
データストア名を右クリックするとコンテキストメニューが表示されます。
あまり [ファイルの参照] はいわゆるデータストアブラウザです。
データストアブラウザとは言わないようですが、
従来通りの操作感で利用できそうです。
ネットワークタブです。
すっかり忘れていましたが、ホーム画面です。
C#版vSphere Client に画面のレイアウトを近づける努力をしているように見えます。
ただ、まだ機能限定なので、残念ながら "ライセンス管理機能がない!"
ということで、vSphere Web Client から操作お願いしますね。
何かフィードバックすることがあれば、
ブラウザ右上の顔のマークをクリックしてみてください。
感想を送れるみたいですよ。(日本語を理解してくれるか不明ですが)
【感想】
操作する上でHTML5版はすごくきびきび動いてくれるので、ストレスフリーでした。
はやく完全版としてリリースされればいいなぁと思います。
ただ、私含め、サポートの方や構築する方からすると、
新しいものになったことで手順書を更新しなければいけなかったり、
顧客への説明もあるでしょうから、なかなか面倒ではありますよね。
時代の流れなので、あきらめましょう!
それでは今回はこのへんで。