VMware製品では、ログの収集方法を知ることすら一苦労だなと感じている。
KB も多数公開されているが、本当に使えるものが取れるのか、
"この方法であってる?" であったり、正直不安な部分が多い。
VMware KB だとこの辺だろう。
+ VMware ESX/ESXi における vm-support コマンドを使用した診断情報の収集 (1036179)
https://kb.vmware.com/kb/1036179
今回はきちんとログを収集する順番を記載していこうと思う。
といってもすごく簡単ですが。画面に表示されるIP Addressなどの名前はマスクさせてもらう。
まず、vSphere Client からvCenter Server に接続し、
ツリーの一番上(vCenter Server)をクリックした状態にする。
上部のメニューから [ファイル] - [エクスポート] - [システムログのエクスポート] を
クリックする。
ログを収集するESXiホストにチェックを入れる。
また、vCenter Server の情報も一括で収集したい場合は、
[vCenter Server およびvSphere Client からの情報を含む] にチェックをいれておく。
デフォルトで [次へ] をクリックだ。
任意の保存先を選ぶのみ。
[終了] をクリックするとログ収集が開始される。
あとは待つだけだ。
ここまでの操作で収集されるものは、VMWare KB などでいうところの、
vm-support , vc-support というログバンドルになる。
・ vm-support -> ESXi上のログをまとめて圧縮したもの
・ vc-support -> vCenter のログバンドル
vm-supportというログバンドルは、一括収集しているだけでなく、
いろんなコマンド結果をテキストファイルに保存してログバンドルとして保存してくれている。すごくいい奴なんです。
VMware社に問い合わせるときにもこれらを収集するよう言われることが多いみたいです。
vm-supportの中身については、次回の記事に記載したいなと思う。