VMware / Microsoft 製品はこう使う。

好きなことを好きに描く.

Test-NetConnectionで指定したTCPポートが開いているか確認する。

まだWindows 上にvCenter Server をインストールされておられる環境が多いので、

少しネタとして。

 

Windows Server 2012 R2以降には、PowerShellで Test-NetConnectionというコマンドレットが用意されています。

指定したTCPポートが開いているか確認するためのものです。

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私はたまに開いているはずのTCPポートがなぜか通信できていなさそう、というときに使ったりします。

 

書式)

Test-NetConnection -ComputerName <IP or hostname> -Port <PortNo>

 

実行すると、青い画面が出ます。(出ないようにもオプションで可能)

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ダメだったときは、"TcpTestSucceeded: False" となります。

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Port 443が空いていたら "TcpTestSucceeded: True" になります。 

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Ping感覚で使えるのでとっさに切り分けするときなどに便利だなぁと思いました。

 

おわり

vCSA6.6 Beta をデプロイする(Deploying vCSA6.6 Beta)

こんにちは。

 

Beta program に登録したので、vCSA6.6 Betaをデプロイしてみました。

Build No 6840631 です。

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ただ、ひたすらにスクリーンショットを貼り付けていきます。

 

Deployと言いながら、VMware的にはInstall になります。

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完了の画面撮り忘れた・・・

 

HTML 5のvSphere Client にログインします。

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エラーでみれなかったです・・・またトラブルシューティングします。

vSphere Client は同じだと思います。

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 おわり

(VDP)証明書のエラーでVDP(vSphere Data Protection)のデプロイができない。(回避策)

こんにちは。

 

この間、VDP6.1.4をダウンロードして、デプロイしようとしたら、

エラーでデプロイのウィザードを進めなかったので、回避策も含めて記載します。

 

まずは、OVAファイルをダウンロードします。

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vSphere Web Client からESXiホストを右クリックして、[Deploy OVF Template] をクリックします。(私の環境は英語環境)

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vSphareDataProtection-6.1.4.ova を選択します。

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ウィザードを進めていくと証明書のエラーにぶち当たります。

[Next]ボタンをクリックしても、進むことはできません。

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エラーの原因は、証明書の期限が切れています。おいおい、という感じです。

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このままではデプロイができないので、回避策をしていきます。

 

まず、vSphereDataProtection-6.1.4.ova のファイル拡張子を変更します。

"tar"  形式にします。

vSphereDataProtection-6.1.4.ova

vSphereDataProtection-6.1.4.tar

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そしてこのまま解凍します。

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解凍後のファイルたちです。

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デプロイ時には、以下2つのファイルを使用します。

・vSphereDataProtection-0.0TB.ovf

・vSphereDataProtection-0.0TB-disk1.vmdk

 

デプロイ時に .ovf と.vmdk だけを指定します。

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[Publisher] のところが "No certificate present" になっています。

そのため、Next ボタンをクリックできるようになっています。進めます。

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マツダ好きなので、データセンター名がまつだですが、[Finish]ボタンでデプロイが開始されます。

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特に問題もなく完了します。

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デプロイしたVDPをパワーオンします。

 

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特に問題なくアクセスできました。

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ここからは通常のVDPの構成と同じなので省略。f:id:japan-vmware:20171002171755p:plain

 

現時点のVDPをデプロイするには回避策をするしかないとおもいます。

 

証明書が更新されることを祈ります…

 

おわり

ESXi6.xのHost Client でセッションタイムアウトをなくす。

ESXi6.0やESXi6.5で実装されているHost Client はデフォルトでは放置していると自動的に15分でログアウトされます。

検証機で使う場合には、これはなかなか面倒です。

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タイムアウトしないように設定しようと思います。

 

Host Client にログインして

[管理] - [システム]タブ - [詳細設定] の中にある

[UserVars.HostClientSessionTimeout] をクリックして[オプションの編集]をクリックします。

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もともと900秒つまり、15分に設定されています。

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0を入力して、保存をクリックします。

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あとはHost Client 画面のリロードすれば終わりです。

 

Host Client でできることがいろいろ増えてきて嬉しい限りです。

 

 

仮想マシンがどのvmnicで通信しているかを確認する

こんにちは。

 

仮想スイッチにつながっている仮想マシンがどのvmnicで通信しているかを確認する方法をご紹介します。

 

一般的に運用の中では1つの仮想スイッチ(vSwitch)に複数vmnic(物理NIC)を割り当てているかとおもいます。1つの仮想スイッチにvmnicが2つ割り当てられている例として画面を貼ります。(vmnic0,1)

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vmnic0 , vmnic1 ともにアクティブなNICとして動作させることが大半かと思います。

 ※今回スイッチ側のLACPなどは構成していません。

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1つ仮想マシン(Windows7)を作成し、上記の仮想スイッチに接続させます。

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次にESXiにSSH接続します。(私はTeratermを使っています)

そして、esxtop と入力して Enterキーを押します。

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このままだと色んな情報が混在している状態です。

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キーボードの n キーを押下します。(ネットワークのViewに変更します)

[Windows7] という仮想マシンが、vmnic1 を使用していることがわかります。

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ためしにこのWindows7という仮想マシンが使用中のvmnic1をLinkDownさせてみます。

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瞬時に vmnic1 からvmnic0 に切り替わりました。

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仮想マシンがどのvmnicで通信しているかを確認する状況はあまり意識することがないかもしれないですが、メモとしてご紹介しました。

 

おわり

 

vCenter Server Appliance 6.5(Buuild:4602587) -> 6.5 Update1(Build:5973321) のバージョンアップをする。

いよいよ、VMwareからvCenter Server Appliance が主流になると宣言されたので、

vCenter Server Appliance 6.5 から6.5 Update 1 にバージョンアップしようと思う。

 

現在のvCenter  Server の情報

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【ISOファイルをダウンロード】

アップデートモジュールがないと話にならないので、MyVMwareからダウンロードします。MyVMwareへのログインが必要です。

URL: https://my.vmware.com/ja/group/vmware/patch#search

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ダウンロードしたものをデータストアに置きます。

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データストアに置いた ISOファイルを既に稼働中のvCenter Server Appliance にマウントさせます。

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Connected になりました。

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では次に、vCenter Server Appliance Management 画面にログインします。

ブラウザから <Server IP>:5480 アクセスし、rootユーザーでログインします。

 

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ログイン後、[更新]をクリックします。

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右上にある [更新の確認]をクリックし、[CDROM の確認]をクリックします。

インターネット上からアップデートモジュールをダウンロードすることもできますが、

インターネットにつながっているvCenter を使っている人は日本では少ない気がしたので、今回はISO(CDROM)でアップデートします。

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更新が可能である旨が表示されます。

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[アップデートのインストール]ボタンをクリックします。

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[インス…]をクリックします。

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アップデートが始まります。

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 おおよそ 6分くらいで完了しました。

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その後、再起動を実施します。

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無事Buildが5973321になっています。

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以上で完了です。

 

おわり