VMware / Microsoft 製品はこう使う。

好きなことを好きに描く.

vSphere Web Clientからログ収集を行う。

こんばんは。

 

しばらく体調がいまいちだったので、投稿が滞っていました。

 

今回はvSAN クラスタについて、どのような場所に何が書いているのかをご紹介しようかとおもったのですが、まず、vSphere Web Clientでのログ収集方法をポストしていなかったので、まずはそれから記載することにします… 

 

ログ(vm-support)のとり方はこちらが参考になります。

ただし、vSphere Web Clientの方法ではないです。

 

【vSphere Web Client(Flash)ログ収集】

vSphere Web Clientでは、vCenter アイコンを右クリックすると、

[Export System Logs]が表示されますので、クリックすることで収集できます。

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収集するホストにチェックを入れます。

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デフォルトのまま [Finish]ボタンをクリックすると、ログのダウンロードが始まる。

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非常にかんたんです。

 

次回はvSANのログを少しご紹介したいと思います。

vRealize Operations Manager 6.6をデプロイしていく。

 こんにちは。

 

私は、vRealize Operations Manager 6.2 までしかデプロイしたことがなかったので、vRealize Operations Manager 6.6をvSphere Web Client からデプロイする流れのメモとして、画面ペタペタ貼ろうかと思います。

 

あらかじめMyVMwareからダウンロードしておいた、ovaファイルをvSphere Web Client を使ってデプロイします。

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 デプロイするところを指定。

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デプロイされるテンプレートの概要が表示される。

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 [Next] ボタンをクリックしていく。

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デプロイ自体は完了。

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同じネットワーク上にあるPCのブラウザから IP Address を入力してアクセスすると以下の画面が表示される。[EXPRESS INSTALLATION] をクリックした。

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ウィザードが表示されるので、[Next]ボタンをクリックして進めていく。

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adminユーザーのパスワードを設定する。

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 [FINISH]ボタンをクリックする。

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構成が始まります。私の環境ではこの画面が20分くらい表示され続けました。パフォーマンス次第かと思います。

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自動的に画面が遷移し、VMware vRealize Operations Manager のログイン画面が表示されます。

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さっそくadmin ユーザーでログインすると、またまた初期構成を行うための画面が表示されます。[NEXT]ボタンで進めていきます。

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ライセンスキーを入力します。

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[FINISH]ボタンをクリックします。

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ログインすると [Administration]タブ が選択された状態で表示されます。

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情報を得るには、まずvCenter Server から情報を取得しなければいけないので、設定します。歯車のアイコンをクリックします。

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vR ops 6.2のときと似た画面になりました。vCenter Adapter にvCenter Server との通信必要な情報を入力して、[TEST CONNECTION]ボタンをクリックします。

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[TEST CONNECTION]ボタンをクリックし、vCenter Server と接続テストを行います。

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接続がうまくいくと、[Test connection Successful] と表示されます。[SAVE SETTINGS]ボタンをクリックします。

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 vCenter Adapter の中に自分が作成したものが表示されます。

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情報収集がはじまります。 

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ここまでの作業に何やら情報を取得してきていました。

(あまりvR Ops 詳しく無いので…)

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ただのメモでした。

 

オワリ

vCenter管理下のESXiに直接接続して仮想マシンの作成/登録はやめておいたほうがいい。

こんにちは。

 

今回は、運用の中でvCenterがを利用しているけど、何かの理由でESXiに直接vSphere Client を使って接続し、仮想マシンを作成、登録をするとあまりよくない、という内容です。

 

例えば、vCenter Server を仮想マシンとして稼働させていたけど、うまく動かなくなり、バックアップからリストアしなければいけないとき、vSphere Clientを使ってESXiホストに直接接続して、インベントリから削除しなければいけないということがあったとします。削除後、同じ名前でインベントリに登録したりすることもあると思います。

 

このような操作は、vCenter Server 側からするとやめてほしい操作のようです。

VMware KB 2078577 に記載があります。

 

vCenter Server でのインベントリへのVMの登録または追加方法 (2078577) | VMware KB

 

■抜粋
ESX ホストが vCenter Server によって管理されている場合、仮想マシンの登録は vCenter Server を使用して実行してください。

注:vCenter Server を使用せずに仮想マシンを登録すると、ホストと vCenter Server インベントリの間で不一致が起こり、予期しない結果を招く場合があります。
===

 

vCenter Serverに管理されているESXiホストでインベントリを追加すると予期せぬ挙動が発生することがあるそうです。

 

もし、どうしてもESXi側で仮想マシンの作成・登録を実施するのであれば、

vCenter Server の管理下から意図的に外すということも1つの手段です。

 

vCenter Server に管理されているESXiにvSphere Client に直接接続すると、解除のメニューがあります。

 

■vSphere Client(C#)

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■VMware Host Client 

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運用時はついついやってしまいそうな操作なので、気をつけたいところです。

また、このような情報は構築するシステム屋さんは意識しないことが多く、構築後の変更作業やトラブル時にも意識がいきづらいものなので、ユーザー側で把握しておきたい内容ではあります。

 

今回は短いですが、これくらいで。

 

オワリ

 

vCSA6.5(vCenter Appliance6.5)をアップデート Build 4602587 -> 5705665

まだあまり、vCSA6.5を利用している環境は多くみませんが、

vCSA(vCenter Appliance)6.5 のバージョンアップ手順をメモ代わりに記載します。

 

vCSA6.5 からはすごくかっこいい管理画面になっています。

 

vCSAの管理画面(VMware vSphere® Appliance Management)へのアクセスはブラウザから <FQDN or IPAddress>:5480   でアクセスします。

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ログインしたあと [更新] をクリックします。

現在のバージョンなどが表示されます。

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バージョンアップには何個か方法があり、[設定]ボタンをクリックすると、

デフォルトのレポジトリからファイルを自動取得する方法か、

自分でレポジトリの指定するか、自分でイメージをダウンロードしてくるかの3つです。

私は面倒だったので、デフォルトのレポジトリから取得する方法で行おうとしました。

しかしエラーになりました。

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なぜエラーになるのか、少しだけ調べると、レポジトリの場所のURLをブラウザでアクセスすると、「File not found.」だそうです...。

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そのため、アップデートは失敗しました。(これが理由かはよくわからないですが)

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自分でレポジトリを作るのも面倒なので、仕方なく手動でダウンロードしてアップデートする方法を実施することにします。

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アップデートするための isoファイルはMyVMwareからダウンロードします。

https://my.vmware.com/ja/group/vmware/patch#search

 ※ダウンロードには Myvmware アカウントが必要です。

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ダウンロードしたisoファイルををデータストアにおきます。

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 仮想マシンの編集画面を開きます。

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vCSA6.5の仮想マシンにある、CD/DVD drive にisoファイルをマウントします。

データストアにある isoファイルを指定します。

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再び vCSAの管理画面にもどり、[更新の確認]ボタンから[CDROMの確認]をクリックします。 すると、利用可能なアップデートが表示されます。

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アップデートのインストールボタンをクリック!

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ウィザード画面が表示されます。インストールボタンをクリックします。

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アップデートが開始されます。ただ待ちます。

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100%になりました。[OK]ボタンをクリックして閉じます。

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アップデート後は、再起動が必要ですが、自動で再起動されないため、手動で再起動する必要があります。

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左のメニューから [サマリ]をクリックします。

[再起動]をクリックします。

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しばらく待ってから <FQDN or IPAddress>:5480   

にブラウザでアクセスします。Build 4602587 から 5705665 にバージョンアップされていることが確認できます。

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以上です。

 

最近あまり、手順系の記事を載せてなかったので、載せてみました。

 

オワリ

Do you know dcui command? It's useful.

Hello .

 

Maybe, It is not widely known that ESXi dcui command.

You know?

dcui is Direct Console User Interface.

 

We can use dcui command in ssh. 

 

1. ssh Login

f:id:japan-vmware:20170611233213p:plain

 

2. dcui command execute.

f:id:japan-vmware:20170611225826p:plain

 

3. Amazing,It is the same as physical Screen. f:id:japan-vmware:20170611230725p:plain

 

4. We can modifing settings for ESXi.

f:id:japan-vmware:20170611231037p:plain

 

I intorduce VMware KB 2039638.

Accessing Direct Console User Interface (DCUI) from an SSH session (2039638) | VMware KB

 

■Notice

dcui command is under the sbin directory.

 

==============================

[root@localhost:/bin] pwd
/sbin
[root@localhost:/bin] ls | grep -i dcui
dcui
dcuiweasel

[root@localhost:/bin] less dcui
"dcui" may be a binary file. See it anyway?

==============================

Thanks.

意外に知られていないSSH接続後の dcuiコマンド

こんにちは。

 

今回は意外に知られていない dcui コマンドについてです。

 

ESXiの細かな設定変更する際にSSH接続して操作するのはよくあることですが、

SSH接続後には dcui というコマンドが使えるようになっています。

dcuiは Direct Console User Interface の略です。

 

では、さっそくESXiにTeratermを使って見ていきます。

まずログインです。

 

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SSHログインして早速ですが、dcui コマンドを実行します。(引数無し)

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すると、画面を直接見たときの画面と同じ画面が表示されます。

(元々壁紙がミランダ・カーだったのですが、見にくいので一旦 黒の壁紙に変更しました。)

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通常通りログインすることができ、操作も可能です。

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実は、VMware KB 2096655 でも紹介されていますが、

わざわざ調べる人もいないので、あまり知られていないのではないでしょうか。

 

SSH セッションからダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス (DCUI) へのアクセス (2096655) | VMware KB

 

一応比較として載せますが、実際のサーバーの画面は、このように見えています。

dcuiコマンド実行後の画面と同じですね。

f:id:japan-vmware:20170611232049p:plain

 

 

困った時の1つの手段として、頭の片隅に覚えておくと便利かもしれません。

 

■補足

dcuiは sbin 配下にあるバイナリファイルで実装されています。

==============================

[root@localhost:/bin] pwd
/sbin
[root@localhost:/bin] ls | grep -i dcui
dcui
dcuiweasel

[root@localhost:/bin] less dcui
"dcui" may be a binary file. See it anyway?

==============================

 

オワリ