こんにちは、この間、HPE の 中古のProLiant DL320e Gen8 を買って、
いろいろいじってみました。
いろいろ画面を見ていると、ILO4 のWeb 管理画面からESXi上に
インストールされている Driver や Vib を見ることができる画面があったのでご紹介です。
HPE の ProLiant には iLO4 というマザーボードから独立した
ProLiant を管理する機能が備わっているとのことだったので、
どんなもんなのかと弄ってみた感想を綴ってみようと思います。
運用者の視点で記載していきます。
iLO4 はIP Address を設定して、ブラウザからアクセスして利用することになります。
iLO4 に IP Address を設定する方法については、公開ドキュメントを見ました。
https://h20628.www2.hp.com/km-ext/content-webapp/document?docId=emr_na-c03352387
iLO4 にはFirmware というものがあるようで、今回は Firmware 2.50 というバージョンのようでした。(結構新しいみたいです)
こちらがログイン画面です。
Administrator でログインしてみます。
ログイン後の画面です。
[Firmware] と [Software] というタブがあります。
[Firmware] をクリックしてみます。
各NIC やRAID コントローラーやHBAのFirmware などを一覧表示してくれます。
ここまでは、iLO4 はHPE のサーバーだし、Hardware 情報くらい取ってきてくれて当たり前な感じもします。
次に、[Software] タブをクリックします。
すると、ESXiにインストールされているDriverなどを見ることができます。
以下の画像では、[HPE Software]にチェックが入っているので、
HPEに関するツールやDriver 類が表示されています。なかなかいいんじゃない?
[Running Software ] のラジオボタンをクリックすると、
ESXi 上のプロセスが表示されます。
[Installed Software] のラジオボタンをクリックすると、
既にインストール済みのツール類が表示されます。
(ここではなぜか、バージョンは表示されないんですね…...)
表示されている内容を見るとほとんど、
esxcli software vib list の結果を表示しているように見えました。
ILO4 Web 管理画面に表示されている情報はどこから取っているのかな?
と思って、ESXiにSSH接続してハードウェア監視のプロセスを止めてみました。
すると、やはり情報取れなくなりました。
ESXiから情報をもらっているみたいです。(あたりまえか)
運用監視の人であったり、ただのユーザーの人がESXiにSSH接続して、
Driver バージョンとか見るのは、少しハードルが高いようなときは、
結構使えるものではないかな、と思いました。
オワリ。