VMware / Microsoft 製品はこう使う。

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VCSA6.5 - vCenter Server Appliance 6.5 をデプロイして使えるようにする。

こんにちは。

 

vCenter Server Appliance 6.5 がリリースされているので、
使えるようにするまでの流れです。

 

新しくインストールウィザードが刷新されていますし、
OSも異なるLinuxに変わっています。(Photon Linuxというらしい…)

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Photon OS™ by VMware®

 

それでは新規インストールの画面です。
VMwareのサイトからISOイメージをダウンロードし、
ISOイメージをESXiと通信可能なPC上でマウントして、インストーラーを実行します。

マウントしたインストーラーがFドライブである場合の例はこちら。
例)"F:\vcsa-ui-installer\win32\installer.exe"

また、インストール方法のreadme.txt がここにあります。
例)"F:\readme-ja.txt"

 

では、「"F:\vcsa-ui-installer\win32\installer.exe"」を実行します。
新規インストールの場合は、「Install」ボタンをクリックします。

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 「Next」をクリックします。

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 「vCenter Server with an Embedded Platform Service Controller」を選択して
「Next」をクリックします。
私が知る限り、あまりPlatform Service Controllerを外部(External)にしている方は少ないように思います。(vSphere6.0のとき)

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vCSA6.5 をデプロイする先の指定です。今回vCenter Server が既に存在する環境へ
vCSA6.5をデプロイするので、vCenter Server の情報を入力しています。

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証明証の警告がでますが、気にしません。

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 デプロイ先を指定します。

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デプロイ先のESXiを指定します。

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VCSA6.5 の仮想マシン名と root パスワード入力します。

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「Tiny」でデプロイしても、2 vCPUs , メモリ10GB使います。
正直かなりキツイです。

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vCSA6.5の仮想マシンのネットワーク設定です。

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デプロイ開始です。

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だらだらと待ちます。

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Platform Service Controllerのデプロイが完了しました。

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続いて、VCSA6.5のセットアップの続きです。

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デフォルトでは、SSH は無効になっています。(画面上では設定変更してます)
また、NTPServer を設定するようにデフォルトではなっていますが、
ESXiホストと同期するように設定変更することができます。
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SSOの設定です。
vCenter Server 6.0のときと変わらないパラメータです。

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次へ進みます。

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ネットワーク設定を完了させるため、「Finish」をクリック。

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もう戻れませんよ と脅されます。
「OK」をクリック。

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デプロイ開始します。

だらだらと待ちます。

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完了しました。

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[Close]ボタンを押すと、既定のブラウザからアクセスされます。(親切)

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vSphere Web Client (Flash)をクリックし、
SSOで設定したアカウント 「Administrator@vSphere.local」でログインしました。

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以上になります。

ここからは以前までのvCenter Server の操作と同じです。

ライセンス適用するなり、ESXiホスト追加するなり、順次操作していくことになります。

 

【補足】

作業時間としては1時間弱というところでした。

あまりコケるポイントも無く、すんなりデプロイから設定まで終えることができました。

 

おわり