VMware / Microsoft 製品はこう使う。

好きなことを好きに描く.

vCenter Server のプラグインをMOBからUnregisterする。

こんにちは。

 

vCenter Server にはMOB(Managed Object Browser)という機能があります。

「MOB vCenter」で検索するといっぱい情報が出てくるとおもいますが、

あまり知られていない機能なので、ご紹介したいと思います。

 

MOB はブラウザから操作するものになっています。

アクセス方法は ↓ のURLです。

https://[vCenter IP or FQDN]/mob

*vCenter SSO(Administrator@vSphere.local) でログインします。

 

アクセスしたら "content" のリンクをクリックします。

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今回はvCenter Server のプラグイン、すなわちExtensionの操作をしたいので、

"ExtensionManager" のリンクをクリックします。

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extensionList 行のVALUE列にある more... をクリックします。

表示されるものが増えます。

 

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例えば、赤枠のExtension をUnregisterしたい場合、

”” で括られた部分をコピーしたあと、青枠のUnregisterExtension リンクをクリックします。

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別ウィンドウが表示されます。

UnregisterExtensionでは、指定したExtensionKeyを指定して、Method を実行することで、Unregister 処理を実行することができます。

事前にコピーした内容を VALUE 値に貼り付け、[Invoke Method]リンクをクリック。

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以上でvCenter からUnregisterされます。

 

しかし、vCenterのプラグインはリリースしている各ベンダーでアンインストール手順が用意されていることが大半ですので、きちんと手順に従うようにしてください。

 

私はExtensionをアンインストールしても何か残骸が残ってしまっている際に、

MOBからExtensionをUnregisterすることがたまにあります。

 

ご紹介は以上です。

 

ESXi で ASR が動作しない

こんにちは。

 

すごく久々の投稿です。こどもが生まれたり、注文住宅を建てたりと、
プライベートがてんやわんやしております、はい。

 

先日同僚から質問を受けたので、メモです。

 

聞かれた内容:
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ESXiがPSOD(パープルスクリーン)になったのに、ASRで再起動されないのですが。

========

 

HPEさんのProLiant Serverのお話になりますが、DL360 などの機種では、

自動サーバー復旧 (ASR) 機能が搭載されています。

UEFI or BIOS(RBSU)の画面で有効・無効の設定変更が可能です。

ASR は温度異常やハードウェア障害、ハングアップ (フリーズ)、ブルースクリーン、

修正不可能なエラー、またはシステムパニックなどの致命的な OS のエラーが

発生した場合にシステムを自動的に再起動させて復旧を試みる機能です。

 

※自動サーバー復旧:Automatic Server Recovery (ASR) 

ASR は、ヘルス ドライバーが Timer をリセットできなかった場合に

ロックアップと判断して ASR シグナル (NMI Exeption) を発行します。

ヘルスドライバーが動作できない、もしくは命令を実行できない状況は、

ソフトウェアが原因でも起こりえるため、ソフトウェア側の問題が ASR の原因になることもあります。

 

+公開資料から抜粋
https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c03166025#f5

 

前置きはこれぐらいにして、ESXiがPSOD(パープルスクリーン)になったのに、ASRで再起動されない理由ですが、

ESXiでは ASR を有効化するためのヘルス ドライバーが用意されていないため、

本来ASR が発生するはずのタイミングでも、ASRによるリブートは行われません。

 

 ASR の機能は BIOS(RBSU)の設定項目に存在していますが、

BIOS設定だけではなく、OS 側でヘルスドライバが読み込まれた後に

有効化(正常動作)するようになります。

 

そのため、PSoD 時にもASRは発生しません。

 

 以上になります。

ではまた。

vCenter 6.7のHTML 5 のvSphere Client はログとるメニュー見当たらない

こんにちは。

 

私の手元の環境はvCenter Server 6.7 Build 8170161 ですが、

vCenter 6.7のHTML 5 のvSphere Client はログ(vm-support, vc-support)を取得する

メニュー見当たらなかったです。(あればだれか教えてほしい)

 

現状は、Flash 版のvSphere Web Client から [システムログのエクスポート]ボタンで
ログを収集するしかなさそうです。

(vm-supportであれば、vm-support コマンドや Host Client がありますが)

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監視タブにはシステムログのようなメニューは無い。

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右クリックしてもなさげ。

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めぼしいメニューは無い。

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ウィリアムさんにきいてみようかな?

 

オワリ

vCenter 6.7 (HTML5)を操作して画面を見てみる

こんにちは。

vCSA6.5から6.7へバージョンアップが失敗してvCSAが動かなくなった者です。(ぉぃ

 

さて、vSphere 6.7 がリリースされましたね。

 

私の環境のESXiたちはまだ、カスタムイメージが出ていないので、

そのままですが、新しくvCenter Server Appliance 6.7をデプロイして使用できる状態にしましたので、ただひたすらにスクリーンショットをぺたぺた貼ろうかと思います。

 

https:/// にアクセスします。

以前まではFlashを使用したVSPHERE WEB CLIENT(FLEX)でしたが、

これからのメインはVSPHERE CLIENT(HTML5)が主流のようです。

 ※名前がややこしいですが、HTML5 はVSPHERE CLIENTという名前になっています。

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今までどおりのログイン画面。

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ログインするとまず、初回はライセンス管理画面が表示されました。

6.5まではライセンス管理機能が実装されていなかったので、ついに!と感じました。

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きちんと動いてくれるのか、確認はしていないですが、MyVMwareと連携できそうです。

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[ホーム]画面。Update Managerのアイコンがなんだか特徴的です。

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ホストおよびクラスタの画面は以前と大体同じでした。

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データセンタークリック時

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クラスタの設定画面(vSANの項目があるのが興奮しますね!)

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ホストの設定画面

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HTML 5 は本当に早い。

今までのもっさりとした動きに慣れていると、本当に爽快です。

 

vSANの操作もできるようになっているので、時間の記事にしようとおもいます。

 

 

ただただ画面を貼っただけの記事でした。

 

ESXi6.5 でサポートログ(vm-support) を取得するとPSODになることがある

こんにちは。

 

今回はかなり萎えるvmware kb です。

 

ESXi6.5 でサポートログ(vm-support) を取得するとPSODになることがあるそうです。

 

ESXi 6.5 ホストが診断情報を収集するときに失敗し、パープル スクリーンが表示される (2151727)

https://kb.vmware.com/kb/2151727

 

ただ、私の経験上、いままで数百のESXi6.5 のログを見てきましたが、

ほぼ発生しないです。

 

ほんとに稀に発生するのではないかと思います。

 

解決策は ESXi6.5 Update 1 にすることです。

 

よろしくどうぞ。

Test-NetConnectionで指定したTCPポートが開いているか確認する。

まだWindows 上にvCenter Server をインストールされておられる環境が多いので、

少しネタとして。

 

Windows Server 2012 R2以降には、PowerShellで Test-NetConnectionというコマンドレットが用意されています。

指定したTCPポートが開いているか確認するためのものです。

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私はたまに開いているはずのTCPポートがなぜか通信できていなさそう、というときに使ったりします。

 

書式)

Test-NetConnection -ComputerName <IP or hostname> -Port <PortNo>

 

実行すると、青い画面が出ます。(出ないようにもオプションで可能)

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ダメだったときは、"TcpTestSucceeded: False" となります。

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Port 443が空いていたら "TcpTestSucceeded: True" になります。 

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Ping感覚で使えるのでとっさに切り分けするときなどに便利だなぁと思いました。

 

おわり